ミャンマーのクーデターを「内閣改造」と表現する中国 ヤンゴンと雲南間では空の便が毎晩往復
中国がミャンマーの軍事クーデターを暗黙に承認した、という噂を中国外務省(外交部)は否定しているが、クーデター後に軍事政権を積極的に支援している可能性がある。オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)2月23日の記事によると、2月下旬に1週間以上にわたりミャンマーのヤンゴン国際空港と中国雲南省の昆明長水国際空港を不定期の旅客機が毎晩のように往復している。
ASPIの記事によると、中国政府は水産物を運搬する貨物便であると主張しているが、両国政府がこれを秘密裏に行っていることから、これが単なる水産物輸送の可能性は低い。 「こうした便を手配した人物は、航空機の往復を必死に隠蔽しようとしている」という。
航空機のトランスポンダは切られており、空港のオンラインでチェックしてもこれは昆明長水国際空港の定期便ではない。輸入した魚類の冷蔵・冷凍食品が2019新型コロナウイルス急性呼吸器疾患(COVID-19)ウイルスの発生源であるというほぼあり得ない説を中国当局が繰り返し主張してきたことからも、ここに来て中国が頻繁に水産物を運搬するという行動も疑わしい。
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