古代中国の物語
周処の更生
晋の時代、周処は現江蘇省宜興県太守・周魴の息子として生まれた。幼い頃から乱暴な性格で、好き放題に振り舞い、周囲から敬遠されていた。
月日が経ち、自分が嫌われていることを知った周処は、心を改めようと考えた。ある日、彼は憂いに満ちた表情をする村の人々に「今や年々豊作で、天下泰平であるにもかかわらず、何故みんなは沈んだ顔をしているのか?」と尋ねた。
一人の古老が答えた。「この地には未だに3つの害が取り除かれていない。それ故、心が晴れないのじゃ」。周処はその三つの害とは何かと聞いた。古老は、「その一は、南山を徘徊する凶暴な白額虎。その二は、長橋下の川に潜んでいて人畜に危害を加える蛟(みずち)。そして、その三は……それはあなたである」と躊躇しながら言った。
関連記事
父親になる男性には、ホルモンや脳の働き、感情、人生観に変化が起こる可能性があります。子どもとの関わりを通じて、男性自身もまた成長していく過程を見つめます。
膝の専門医でありながら、自身も若い頃のけがで膝の痛みを抱えてきた外科医。彼がたどり着いた関節炎対策には、日常でできるヒントがあります。
高齢日本人を対象にした研究で、血中ビタミンCが低い人ほど、脳の灰白質が少なく、記憶などに関わる神経ネットワークの結合も弱い傾向が示されました。
脂肪が気になる人にとって、食材選びは大きなポイントです。代謝、血糖値、食欲コントロールに関わる食材を、日々の食事にどう取り入れるかを紹介します。
5歳児はロボットの不正さえ見抜き、乳児は人を助ける存在を好む――。子どもの中にある「善」の芽は、どのように育ち、共感や責任感へと変わるのでしょうか。