香港20代男性、中国製ワクチン接種で顔面麻痺に 死者も2人増
中国製の中共ウイルス(新型コロナウイルス)ワクチンを接種した20代の香港市民には、失神や顔面神経麻痺などの副反応がみられたことがわかった。また、24日に、中国製ワクチンを受けて死亡した市民が新たに2人増えた。
地元メディアによると、26歳の男性市民は24日午後、政府が指定したワクチン接種施設で、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発したコロナバック(CoronaVac)ワクチンを受けた。市民は施設から出た直後に意識を失い、救急車で病院に運ばれた。約1時間後に、同市民は意識を取り戻したが、「人に顔を殴られたような感じを覚えた」と話し、顔面が麻痺して片方の目が閉じられず、口が右に曲がっていた。
また、シノバックのワクチンを受けた4時間後も、顔面神経麻痺、めまい、胸痛の症状が残ったという。男性は、「報道で、ワクチン接種後に重い副反応が出た人が多くいると知った。でも、その大半が年配者で、自分は若くて健康だし、持病もないからワクチンを受けても大丈夫と思った」と話し、ワクチン接種について「より慎重に考えるべきだ」とメディアの取材で述べた。
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