【医学古今】
下等の医者は病気を治す
唐代の名医、孫思邈(そんしばく)の著書『千金方』に「上等の医者は国を治す、中等の医者は人を治す、下等の医者は病気を治す」という言葉があります。「上等の医者は国を治す」と「中等の医者は人を治す」については、すでに述べていますので、ここでは「下等の医者は病気を治す」に関して説明します。
「頭が痛ければ、頭を治す。足が痛ければ、足を治す」という言葉は、下等の医者を評価する時によく使われている言葉です。
病気の深い原因を突き止めることができず、表に現れた病状ばかりを治療しているのです。原因が取り除かれていないので、病気は一時的に回復しても再発し、その度に薬を投与して症状の改善をはかります。
関連記事
SNSで広がる“もっともらしい嘘”にどう対抗する? AI誤情報の実例から、信頼できる情報を見抜く6つの戦略を解説。情報洪水の時代に欠かせない、知って得する実践的ガイドです。
気づけば「無難さ」に合わせて服を選んでいませんか? 服装は自分をどう扱うかを映す鏡。デニム全盛の現代に、装いが持つ本当の意味と、少し背筋が伸びる視点を与えてくれる一篇です。
食べるだけで肌がふっくら・ツヤめく? アーモンド、サーモン、イチゴなど、美肌を育てる8つの食材を科学的根拠とともに紹介。今日の食事からすぐ実践できる“内側美容”のヒントです。
ドイツで17日、少年時代のヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した二つのオルガン曲が公開された。長らく所在不明だった作品の披露に、文化相は「音楽界にとって偉大な瞬間」と称賛した
中国茶は、発酵度と製法の違いから「六大茶類」に分かれます。緑茶・黄茶・白茶・青茶・紅茶・黒茶の6つ。香り、味わい、歴史、それぞれの個性を知ると、お茶の楽しみ方がさらに広がります。