2020年には、上海公安局の110万件以上の監視記録が流出した。 何者かがこれらの監視記録が保存されたデータベースをハッキングし、入手したデータをオーストラリアの治安機関やメディア、国際組織に提供した(JOHN MACDOUGALL/AFP/Getty Images)

上海公安の監視記録110万件が流出 外国人5000人の個人情報を収集 政界要人も

昨年、上海公安局から流出した監視記録を分析したオーストラリア放送協会はこのほど、5000人以上の外国人のパスポート情報と写真、および上海から入国した時の記録が含まれていると報じた。なかにはオーストラリア人161人とイギリス人150人が含まれている。

流出したデータは110万件以上に上る。 何者かが監視記録を保存したデータベースをハッキングし、入手したデータをオーストラリアの治安部門やメディア、国際組織に提供した。

161人のオーストラリア市民の情報は2018年に上海浦東空港から中国に入国したときに収集されたものだ。最年少は2歳児だという。

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