【医学古今】

秋の風邪に漢方医学

風邪なら葛根湯と思っている方は多いと思います。しかし、これは漢方医学の考え方ではありません。漢方医学で風邪を治療する場合、少なくとも季節の要素、体質の要素及び邪気の性質を合わせて考えなければなりません。

風邪はさまざまな種類(普通は証と言う)に分けられ、治療する場合、それに合わせて薬を選ばなければなりません。決して葛根湯一つで対応できるわけではありません。

季節の要素からだけ考えても、春には風気が多い、夏には暑気が多い、長夏(夏の後半1カ月)には湿気が多い、秋には燥気が多い、冬には寒気が多い。そこで、それぞれの季節の気によって風邪が起きた場合、その要素を十分に配慮して風邪薬を選択しなければなりません。

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