【医学古今】
冬病夏治
個人の体質状況によって特定の季節に繰り返し発症する病気があります。例えば、冬になると、喘息や咳、鼻炎、かぜ、胸痛、皮膚の発疹、腹痛、下痢、関節や筋肉の痛み、頭痛、霜焼け、冷え症などを毎年発症する人がいます。このような場合、冬を待たず、夏の間にその体質を改善し、冬になっても発症しないように治療することを「冬病夏治」(とうびょうかち)と言います。
冬は寒冷の季節で陰気が強い時期ですから、身体が陽気不足で寒の邪気が潜んでいる場合、冬になると外からの寒さと体内の冷えが合わさって発症します。
寒の邪気が潜んでいる場所によって症状は違います。肺臓に潜んでいる場合は喘息や慢性咳嗽(がいそう)、鼻炎が発症し、腹部に潜んでいる場合は腹痛や下痢、関節や筋肉に潜んでいる場合は関節痛や筋肉痛などにかかりやすくなります。
関連記事
スージー・ワイルズ米首席補佐官は乳がんを患っていた時期を振り返った。がんと懸命に闘う一方、負担の大きい首席補佐官の職務を担い続け、トランプ政権2期目の中でチームを率いながら最終的に回復したワイルズ補佐官の気づきとは
外反母趾は見た目だけの問題ではなく、足全体の使い方にも関わります。早い段階なら、足指やアーチを整える運動が、痛みや負担を和らげる助けになるかもしれません。
恐怖は心だけでなく、体にも影響を残すことがあります。頻尿、不眠、動悸と腎の関係を中医学の視点で解説します
「もう年だから」「今さら遅い」。そう思っていませんか?向上心は年齢に関係なく、誰もが持てるものです。日常の中で実践できる7つの方法で、もう一度「なりたい自分」を目指しましょう
一枚の桑の葉が蚕の体内で絹糸へと変わり、礼制や衣冠文化を支え、五千年の中華文明を紡ぎ出していく。小さな生命の神秘と悠久の歴史の源流、そして万物に宿る秩序と思索を描いた文明論エッセイ