米国務省が報告書で中国の臓器強制摘出を詳しく言及した。(PAUL J. RICHARDS/AFP/Getty Images)

米国務省、世界の信教の自由報告書2020を発表 臓器狩りを詳述

米国務省は12日、世界の信教の自由に関する2020年版報告書を公表した。同報告書は、中国当局による法輪功学習者など良心の囚人に対する強制的な臓器摘出を調査した2つの報告書を取り上げた。

1つ目の調査報告書は、米国に本拠を置く「共産主義の犠牲者記念財団」(Victims of Communism Memorial Foundation)が作成したもの。

同財団は3月、「中国における臓器調達と超法規的処刑:証拠レビュー」と題する報告書を発表した。報告書は、中国の移植市場で取引されている臓器の供給源は、法輪功学習者とウイグル人など良心の囚人の可能性が最も高いと指摘している。

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