英空母、アジア航路が徐々に明らかに 「イスラム国」打撃作戦にも参加
英海軍の最大空母「クイーン・エリザベス」と米英オランダ艦艇からなる英空母打撃群による、アジア地域の航行ルートが徐々に明らかになってきた。同地域ではインド、シンガポール、韓国、日本に寄港する。南シナ海で「航行の自由」は実施するが、台湾海峡は通過しない見通し。日本寄港は今秋とみられる。
英空母打撃群は28週間、航行距離3万6000キロにおよぶ長期航行のなかで、40カ国以上を訪問し、70回以上の演習や作戦を実施する。英議会国防特別委員会のトビアス・エルウッド委員長は、インド太平洋地域の航行は「中国(共産党)の権威主義に立ち向かう」ことを目的としており、志を共にする関係各国との連携強化を図る。
5月22日に英南部ポーツマス海軍基地を出発した際、英女王エリザベス2世が基地を訪問し、1700人あまりの乗組員と歓談した。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。