エジプト・イスラエル外相が会談、ガザ停戦維持へ取り組み

[カイロ/エルサレム 30日 ロイター] – エジプトのシュクリ外相は30日に行ったイスラエルのアシュケナジ外相との会談で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの停戦を確実なものにし、両者の対立につながる全ての行為を止める必要があると強調した。

エジプトは、ここ数年で最悪となったイスラエルとハマスの戦闘の停戦を仲介し、米国や地域の関係国と協力して恒久的な停戦に向けた取り組みを進めている。

エジプト政府の声明によると、シュクリ氏はアシュケナジ氏とエジプトの首都カイロで会談。「東エルサレム、アルアクサ・モスク、およびすべてのイスラム教とキリスト教の聖地について、特別な配慮が必要である」と強調した。

さらに、二国家解決を目指すイスラエルとパレスチナの協議再開に向けた適切な環境を作り出すことを再度呼び掛けた。

アシュケナジ氏は、エジプト政府関係者と「ハマスとの恒久的な停戦の確立」やガザ地区の復興支援について協議すると述べた。

関連記事
[ワシントン 20日 ロイター] - サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は今週、イスラエルを訪問し、ベネット首相とイラン核プログラムに関する協議を行う。米政権当局者が20日、匿名を条件に明らかにした。 2015年のイラン核合意再建に向けたウィーンでの協議が遅々として進まない中での訪問となる。 この当局者によると、米国とイスラエルはイランを巡る協議の状況や時間的猶予について意見交換を行う
米ロッキード・マーチン社が米軍をはじめ世界各国に生産・販売しているF-35は、イスラエル版を除いてすべて同じよ […]
欧州の疫学の学術雑誌『European Journal of Epidemiology』に掲載された最新の研究によると、新型コロナウイルス感染症の発生件数とワクチン接種率とは直接関係がないといいます
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れたユダヤ人にビザを発行し、約6000人の命を救ったとされる日本の外交官・杉原千畝の功績を記念して、エルサレム市は同氏の名前を冠した新しい広場を開設した。11日には記念式典が開
新型コロナウイルス(中共ウイルス)による感染症が世界に蔓延して、まもなく2年になります。昨年来、各国政府はひたすら自国民にワクチン接種を呼びかけ、集団免疫を形成して感染拡大を制御することに「希望」を託しています。