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≪医山夜話≫ (11)

金銭で買えない病気の代役

私の友人に、ダイアナという女性がいます。ある日、病院に行った彼女は医者に言いました。「この世の中、何でもお金で買えますが、私の代わりに病気にかかってくれる人はなぜ見つからないのでしょうか? お金を使えばどんなサービスでも手に入りますが、私に代わって病気になってくれる人が見つかりません」。この話は一見、とてもおかしく聞こえますが、これはまさしく彼女の心の底から発した声なのです。

 某大手会社の副社長を務めるダイアナは地位と名声を手に入れましたが、健康状態は悪化しました。自分の肥満症を治すために、彼女は知恵を駆使して世界で最も先進的な治療法を探っていました。

 ダイエットのため、彼女は最も有効的かつ簡単であると思われる方法を選びました。自分の胃袋の3分の2を切除することにしたのです。これが、過食で太る悩みを根本から解決すると思っていました。しかし、手術後彼女はいつも飢餓感に襲われ、一日3食から一日10数食に変わり、体重は以前より増えてしまいました。

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