5月31日、中国共産党は子どもを3人まで持てる「三人っ子政策」を発表。最近の国内調査で、人口最多国である中国の出生率が急激に低下していることが背景にある。(AFP/AFP via Getty Images)

中国都市部で高騰する「子どもの養育費」 若者には、人口増加政策に逆行する空気も

5月31日、中国共産党政権は、子どもを3人まで持つことを認める「三胎政策」、いわゆる「三人っ子政策」を発表した。

1979年から2014年まで、中国全土で人口抑制政策である「一人っ子政策」が実施されてきた。同政策の実施に当たっては、「違反者」に対して高額の罰金や免職などのペナルティを科す、さらには不妊手術(主に女性が対象)の強要や、第二子を妊娠した女性に対して強制的に人工中絶を行うなど、当局による強硬かつ非人道的な実態があったことは否定できない。

また、中国では伝統的に男子を望む思想があるため、生まれる前に性別が分かって堕胎されたり、生まれた女児がまびかれるなどして、人口の男女不均衡という深刻な社会問題を今日に残している。

▶ 続きを読む
関連記事
無糖茶は健康的に見えても、商品によってはナトリウムや添加物を含むことがあります。腎臓をいたわるために知っておきたい飲料の選び方、低ナトリウム塩の注意点、無理なく減塩するコツを紹介します。
夫婦の口論は、怒りのまま続けるほどこじれやすくなります。いったん距離を置く、呼吸を整える、非難を質問に変えるなど、関係を傷つけずに気持ちを伝える4つの方法を紹介します。
命を救う医療が、腸内細菌にも変化をもたらす可能性があります。アマゾンの先住民を追った研究から、治療の大切さとともに見えてきた、腸内環境を守るための新たな課題を紹介します。
眠気は自覚しにくく、判断力や運転能力を大きく低下させることがあります。唾液から睡眠不足を見分ける新たな研究とともに、睡眠が心臓や心身の健康に及ぼす影響を解説します。
胃がんで胃を全摘した男性は、食事の苦痛や衰弱に苦しみながらも、家族の支えと太極拳をきっかけに再び歩き出した。希望と使命を見つけるまでの10年の記録。