銀河系の中心はどうなっている? NASAが最新画像を公開

NASAはこのほど、銀河系の中心部のパラノマ写真を公開した。

チャンドラX線観測衛星と南アフリカ共和国の電波望遠鏡の20年以上にわたる370の観測データをつなぎ合わせたもので、銀河系の中心には数十億の星と無数のブラックホールが映っている。

マサチューセッツ大学アマースト校の天文学者ダニエル・ワン氏は、中共ウイルスで家に閉じこもっていた際、1年かけてこの作業を行ったと語った。

「画像は銀河系の中心にあるエネルギーの強さを示している。そこにはたくさんの超新星の残骸、ブラックホール、中性子星が存在している。X線の点や形状は、エネルギー源を示し、そのほとんどが中心に集まっている」

この領域は、地球から2万6000光年の距離にある。

画像は学術雑誌「王立天文学会月報」の6月号に掲載されている。

(NASA/CXC/UMass/Q.D. Wang, NRF/SARAO/MeerKAT via AP)

(翻訳 蓮夏)