500年の歴史を持つケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ(LOIC VENNIN/AFP/Getty Images)

英20大学、ファーウェイなど中国企業から巨額の資金支援、学問の自由への懸念高まる

英国のトップ20大学が、華為技術(ファーウェイ)をはじめとする中国企業から巨額の資金を受けていたと英メディアが報じた。英政界で懸念が広がっている。

英紙デイリー・テレグラフ8日付によると、英議会中国研究グループ(CRG)の調査で、2015年以降、中国共産党政権と直接つながりを持つ中国企業が、英国の大学に研究資金を提供していたとわかった。

たとえば、インペリアル・カレッジ・ロンドンは2015年以降、ビッグデータ研究や工学部のプロジェクトへ資金支援として中国軍と密接な関係があるとされるファーウェイから350万~1450万ポンド(約5億3821万~約22億4875万円)の資金を受け取っていた。

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