大紀元

【医学古今】 見えない経絡の実体

 現代医学の解剖学では、網のように全身に張りめぐらされている血管と神経を見ることができます。しかし、漢方医学に記載されている経絡の存在は現在も確認されていません。

 漢方医学の理論によれば、経絡は網のように全身に張りめぐらされており、中に真気(しんき)が流れています。経絡の上にツボが分布しており、これが鍼灸治療の時に刺激するポイントになっています。経絡は鍼灸治療だけでなく、漢方医学のすべての治療、例えば推拿(すいな)、按摩、点穴(てんけつ)、整骨、生薬治療などにも欠かせない理論の一つです。

 病気の発生原理について、漢方医学では、経絡の流れの滞りに関わっているとみています。何らかの原因で経絡の流れが悪くなったところに病気が発生します。鍼灸治療や漢方治療も、主に経絡の流れを邪魔するもの(邪気)を除去し、その流れを回復する事を目的としています。

▶ 続きを読む
関連記事
無糖茶は健康的に見えても、商品によってはナトリウムや添加物を含むことがあります。腎臓をいたわるために知っておきたい飲料の選び方、低ナトリウム塩の注意点、無理なく減塩するコツを紹介します。
夫婦の口論は、怒りのまま続けるほどこじれやすくなります。いったん距離を置く、呼吸を整える、非難を質問に変えるなど、関係を傷つけずに気持ちを伝える4つの方法を紹介します。
命を救う医療が、腸内細菌にも変化をもたらす可能性があります。アマゾンの先住民を追った研究から、治療の大切さとともに見えてきた、腸内環境を守るための新たな課題を紹介します。
眠気は自覚しにくく、判断力や運転能力を大きく低下させることがあります。唾液から睡眠不足を見分ける新たな研究とともに、睡眠が心臓や心身の健康に及ぼす影響を解説します。
胃がんで胃を全摘した男性は、食事の苦痛や衰弱に苦しみながらも、家族の支えと太極拳をきっかけに再び歩き出した。希望と使命を見つけるまでの10年の記録。