米国ビザ(Fotolia)

米、中国人留学生ら約400人を調査 コロナ流行前に予定前倒しで再入国

米情報機関は、昨年初め同国で中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染が広がる前に再入国した中国人留学生ら約400人を調査していることがわかった。

米メディア「ワシントン・フリー・ビーコン」はこのほど、米政府の内部文書を引用し、情報機関が昨年1月に米国に戻った中国人留学生や学者の数百人を調べていると報じた。内部文書によると、留学生らは予定より早く米国に再入国した。

同文書は「チームはデータベース(乗客氏名の記録、Passenger Name Record)に登録されている5万8000人の中国F/Jビザ(就学ビザと交流訪問者ビザ)保持者を調査した。そのなかに、2020年1月以降に再入国が予定されていたにもかかわらず、2020年1月に帰国した396人を特定した」と明らかにした。

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