国際的な法医学データベースに新疆ウイグル人の情報も 同意なしで収集か
性犯罪や父子鑑定などに広く利用されている「Y染色体ハプロタイプ参照データベース(YHRD)」は当事者の同意なしにデータ収集している可能性が出ている。英誌「ネイチャー」15日付は、倫理的な問題があると指摘した。
YHRDは2000年、オンライン上で公開され、現在、30万を超える匿名のY染色体プロファイルが保存されている。特定の遺伝子マーカーは1300以上の異なる民族の男性の血統特徴を示している。
「ネイチャー」誌は欧州の遺伝学者の話を引用して、YHRDデータベースに倫理的な問題があると指摘した。
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