中国報道官「武漢の研究者にノーベル賞」と発言 「恥知らず」被害者が批判
新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所から漏洩した可能性について、より厳しい調査が世界から求められている中、中国外務省の趙立堅報道官は、同研究所の研究者はノーベル賞受賞に値すると主張した。
趙報道官は6月18日の記者会見で、同研究所の科学者たちは新型コロナウイルスのゲノム配列を最初に特定したが、「だからといって、武漢がウイルスの起源であるわけでも、中国の科学者がウイルスを作ったと推測することもできない」と述べた。
「ウイルスのゲノム配列を最初に発表した研究者がウイルスを作ったと非難されるなら、HIVを最初に発見したリュック・モンタニエ教授はノーベル賞どころか、エイズの犯人と見なされるべきだ。細菌を発見したルイ・パスツール氏は病気を引き起こすバクテリアに関して世界中で責任を問われることになるだろう」と彼は話した。
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