中国の電力不足が中、北部に拡大 5G建設が一因か
中国の電力不足は北部にも広がっている。多くの地域で「電力不足」の通知が出され、一部の地域では「電力供給停止・制限」の措置に踏み切った。
今年5月以降、東莞、仏山、恵州、中山、潮州など広東省の多くの都市で電力制限の措置が講じられた。広西チワン族自治区、雲南省、貴州省、海南省など南部5省でも同様の事態が発生している。現在、供給逼迫の状況は、浙江省、江蘇省、山東省、安徽省、湖南省、湖北省、江西省まで拡大している。
中国国家発展改革委員会(NDRC)は電力不足の原因として、産業、気候、石炭などを挙げたが、昨年からの豪州産石炭の輸入禁止や5Gの電力消費に言及しなかった。
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