「永遠に続く政党はない」中国共産党が3つの手段で権力維持=英紙
「永遠に続く政党はない」。英紙「エコノミスト(The Economist)」は26日の週刊一面の記事でこう力説した。同記事は、中国共産党(以下、中共)は「思想に対する冷血で残酷な統制」「経済の投機的な発展」「人民には少しだけの蜜を与え、党高官を特権階級にする」という3つの手段で約1世紀にわたって生き延びてきたと指摘した。
記事冒頭では「中共は常に自らを『偉大、光栄、正確』と称している」と指摘した。有権者に選ばれたわけではないが、72年間も中国を統治している。その執政期間はソビエト連邦共産党や朝鮮労働党より少し短いが、「永遠に続く政党はない」と述べた。
中共が使ってきた3つの手段とは、1つ目は、「冷血で残酷な統治」である。1989年の天安門広場の抗議活動を弾圧する前にためらいを見せたものの、しかし結局は、非武装の抗議者に対して機関銃で虐殺することを選択した。そうして全国民を威嚇し、人々を屈服させた。
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