デジタル人民元は「米国を脅かすガンだ」=米専門家
中国共産党政権は、政府主導のデジタル通貨を「トロイの木馬」として使い、世界中にその権威主義を投影しようとしている。ヘッジファンドマネジャーのカイル・バス氏は大紀元「米国思想リーダー」のインタビューで中国共産党(以下、中共)の目論みを語り、禁止しなければ米国を脅かす「ガン」になると警鐘を鳴らした。
中国人民銀行(中央銀行)は2014年からデジタル通貨の研究をスタートさせた。2020年には4都市でデジタル人民元を市民に広く配布する大規模な実証実験を行った。さらに、同行は8日、2022年北京冬季オリンピック大会の期間中にも同様な実験を行うとして、普及に向けて着実に進めている。
デジタル通貨の中では最先端を行っている中国は、2022年の完成を目指している。利用できるスマートフォンの財布アプリや対応するカードには、毛沢東の肖像が描かれている。
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