大紀元時報

夫婦円満の秘訣 妻が死ぬ前まで開けさせなかった箱

2021年7月15日 20時18分
イメージ写真(danr13 / PIXTA)
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争いごとが結婚の常態だと言う人もいますが、時間の試練に耐えてきた夫婦も多いです。彼らが偕老する秘訣はどこにあるのか。この夫婦の独特な付き合い方を見てみましょう。

羨望の的となるような結婚生活は、相互の信頼と誠実なコミュニケーションの上に成り立っています。 男女の愛が開花して結婚に至ることはあっても、現実には、結婚後に喧嘩をすることは避けられません。 結婚生活を成功させるためには、お互いにある一つのことに長けている必要があります。それは、「大きなことは小さく、小さなことは何でもないことに変える」ことであり、心の中では怒っていても、降参して手放すタイミングを知っていることです。

夫婦が言い争うのは当たり前で、争いがないのは不自然だと言う人もいるかもしれませんが、人生には夫婦が衝突しない結婚生活もあります。

広く知られてる話に、ある老婦人が病院に入院し、医師から「もう時間がない」と言われた話があります。

この老夫婦は結婚して何十年も経ってましたが、記憶にある限り、二人とも喧嘩をしたことがないどころか、声のトーンが上がったことすら思い出せないほど仲睦まじかったのです。

お嫁に行く前から老婦人は祖母から、結婚して幸せになりたいのなら、夫と喧嘩をしないようにと、教え込まれていたのです。そして一生、教えを守って、祖母の言う通り、夫婦二人は仲良く人生を過ごしたのです。

お互いに隠し事をせず、問題があっても率直に話し合っていました。 しかし、彼女のタンスの一番上には、夫の前では決して開けず、触らせない箱がありました。老婦人は自分がいなくなった後、彼が何の意味があるのかわからないのではないかと心配して、彼女は彼にこの秘密を明かすことにしました。

夫が家に帰って箱を開けると、中には毛糸で編んだ小さな人形が二体とたくさんのお金が入っていて、数えてみるとなんと9万5000ドルという大金が入っていました。困惑した夫が病院に戻ってくると、彼女は夫に腹を立てるたびに人形を作っていたと説明しました。

妻の説明を聞いて、夫は信じられなくて、涙を流しました。箱の中には人形が二体しかありません。この数年間、彼女は彼に腹を立てたのは二度しかありません。

「人形はわかるけど、お金は?」彼は尋ねました。

「へえ」と彼女はおどけた笑みを浮かべました。「それは、他の人形を売って稼いだお金よ」
妻の返事に彼は笑って涙を流しました。死の床にあってもジョークを飛ばすことができる彼女のこんなところに彼は若い頃、惚れ込んだのでした。

誰もが幸運にも心の良きパートナー、人生の知己を見つけることができて、この老夫婦のように、平凡な生活の中に伝説が生まれますように。

この老夫婦のように、普通の生活の中で伝説が生まれるような人生の伴侶や人生の知己を、誰もが幸運にも見つけることができますように。

(翻訳 源正悟)

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