中国河南省の被災地、市民らが海外メディアの取材を妨害 洗脳で外国を敵視か
中国・河南省で発生した洪水被害を現地取材する海外メディアが、地元住民から妨害を受ける事件が複数、起きている。市民らは記者を取り囲み、「中国を妖魔化しようとしている」と批判した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)は、共産党の洗脳によって「町中に外国を敵視する市民がいる」と指摘した。
インターネットに掲載された映像の中で、ある外国人記者が住民に囲まれ、「どこのメディア?」「CNNじゃないだろうな」などと問いただされ、「偏向報道している」と批判される様子が映されている。
囲まれた記者が「ドイチェ・ベレの者だ」と身分を明かした後、市民らの態度は少し落ち着いてきたように見える。ある男性が「報道してもいい」と態度を軟化したが、「ただし、中国をポジティブに報道してください」「我々を攻撃するな!」と報道に条件をつけた。
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