ASEAN国防相 南シナ海の行動規範確立を推進
第15回目を迎えるASEAN(東南アジア諸国連合)国防相会議(ADMM)および連続して開催された第8回ASEAN拡大国防相会議(ADMMプラス)の2つの多国間防衛会議では、南シナ海における紛争解決に向けた行動宣言と非従来型の脅威に対処する協力的措置に焦点が当てられた。
6月15日、ブルネイ、ビルマ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムのASEAN加盟10ヵ国の国防相が仮想形式で年次ASEAN国防相会議を開催した。翌日には、これにオーストラリア、インド、日本、ニュージーランド、中国、ロシア、韓国、米国の国防相や防衛官僚等が加わり、ASEAN拡大国防相会議が開催された。
両会議共に南シナ海に関連する共同声明を発表している。
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