(Photo by China Photos/Getty Images)

中国建築上の十の奇跡(八) ―坎児井(カンアルチン)

 

坎児は井戸穴という意味で、砂漠地域の特別な灌漑システムです。歴史の記録によると、新疆ウイグル自治区トルファンにある坎児井(カンアルチン)は西漢王朝に建設され、全盛期には1700条以上あり、全長5000キロメートルに及びます。坎児井は万里の長城、京杭大運河と並び、中国古代三大偉業ともいわれています。

盆地であるトルファン市は非常に暑くて雨も少ないですが、北にはボゴダ山、西にはカラウチェン山があり、夏には、大量の雪解け水と雨が盆地に流れ込み、そして、ゴビ砂漠に浸透していき、暗渠に溜まって、坎児井に豊富な地下水源を提供しています。

▶ 続きを読む
関連記事
抗生物質をやめると再発する尿路感染症に悩む高齢女性が、中医学で改善した実例を紹介。鍼灸や漢方、食事・生活習慣まで、再発を防ぐヒントをわかりやすく解説します。
進化論を支えるとされた「生物発生原則」は、本当に科学的事実だったのか。捏造が認められ、何度も否定されてきたヘッケルの「証拠」を史料と研究から検証。常識として教えられてきた説に疑問を投げかける問題作です。
給料日前になると不安になる、そんな毎日から抜け出しませんか。収入に関係なく誰でもできる、家計を整え借金を減らす14の現実的な方法を、今日から実践できる形で解説します。
味噌とヨーグルト、身近な発酵食品が老化やがんリスクにどう関わるのか。最新研究と伝統知をもとに、腸・免疫・ホルモンまで整える食べ方と選び方を、毎日の生活に取り入れやすく解説します。
「胃にやさしい」と信じてきた白がゆ。けれど体質や季節を無視すると、冷えや湿気をため込み、かえって体の土台を弱らせてしまうことがあります。