大紀元時報

キッチンにあるシナモンなど10種の食材は天然デトックス

2021年8月21日 07時00分
shige hattori / PIXTA
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私たちは普段の食事の中で、農薬、ホルモン残留、抗生物質、クレンブテロール、環境ホルモン、重金属、可塑剤など予期しない悪いものを口にしてしまうことがあります。断食でそれらを浄化しようとする人もいますが、誰もがこのような激しい断食をしてデトックスを図ることに適した体ではありません。

そのようなときに私は体のシステムが本来果たすべき代謝、浄化、解毒の機能を助けるために、オーガニックハーブなどの生薬を選びます。選ぶ際には産地に注意してください。

現在、薬草師がよく使う薬草は約250種で、一般の人は何種類かの香料しかご存じないとは思いますが、医学の父ヒポクラテスが当時使っていた薬草香料は今でも私たちは使っています。

ヒポクラテスが2500年前に患者のために処方した薬草食材を10種類ピックアップしました。

医学の父が使ったデトックスハーブ、食材10選

1.バジル

頭痛、めまい、嘔吐、便秘、腹痛、ストレスによる不眠を解消します。
心が弱い人、考えがまとまらない人、集中できない人や神経が緊張して消化不良や胃食道逆流、潰瘍などになりがちな方に、バジルオイルは自信と心のエネルギーを高めてくれます。

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2.ごぼう

湿疹、乾癬、皮膚炎に効果があり、余分な尿酸を排出し、関節に尿酸が沈着するのを予防します。

ごぼうには食物繊維やイヌリンなどが含まれており、胃腸の消化や便秘の改善に効果的です。

ただし、皮膚に発疹が出やすいため、単独での過剰使用は勧められません。タンポポとの併用がおすすめです。

3.ローズマリー

血流の循環を刺激し、脳の働きを助けることができ、頭蓋内の血流を促進することから、近年ではセージと同様にアルツハイマー病の予防や記憶の減退、嗅覚の退化、視力の衰えなどを防ぐ効果があるとされています。

料理に使われたり、ローズマリーティーとして飲まれることも多く、またローズマリーオイルは蚊よけにも使えます。

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4.セージ

セージはラテン語で「Strengthen the brain」、つまり「脳を強化し、記憶を促進する」という意味ですが、喉が痛いときにはセージティーを飲んでも改善できます。

ただし、セージには離乳作用があるので、授乳中の方は飲まないようにしましょう。

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5.シナモン

『糖尿病ジャーナル(Diabetic Medicine)』の研究によると、毎日小さじ半分のシナモンパウダーだけで低血糖、中性脂肪、低密度コレステロール、総コレステロールを減らすことができます。

これはシナモンにはインスリンに似た生理活性があり、胃の中が空になるのを遅らせて血糖値の上昇を抑え、血糖代謝を20倍にする働きがあるからです。

血糖値のコントロールや減量をしたい人は、コーヒーにシナモンパウダーをかけてみましょう。

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6.クローブ(チョウジ)

辛味があるので、麻酔効果のある香薬草としても知られています。

歯茎に炎症がある場合は、すり潰したクローブを直接歯に擦り付けてマッサージすると良いでしょう。

消化、吐き気、逆流などにも有効です。

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7.サンザシ

不整脈、心臓と血管の機能を助け、腎臓疾患による心臓の問題を改善し、冠状動脈の血流を増加させ、心筋機能を強化し、心臓の各種疾患に適しています。

微細血管の働きをケアすることで、高齢者の下肢麻痺や認知機能の低下、記憶障害などの症状を改善することができます。

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8.イラクサの葉

抗炎症、利尿、前立腺の保護、血液に栄養を与え、体を浄化します。

痛風、関節炎、皮膚のかゆみ、アレルギー、アトピー性皮膚炎、腺の腫れ、尿路結石、尿道炎、膣からの過剰な分泌物、子宮内膜症と糖尿病患者の血糖値の安定化などによく使用されます。

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9.にんにく

コレステロールと呼ばれる悪玉コレステロール(LDL)を下げ、高血圧と免疫力を調節します。

新型コロナウイルスの流行中、アメリカでエキナセアが品切れになった時、多くの薬草師が代わりにニンニクを使っていました。1日に1玉の生のニンニクを使わなければ効果がないため、ニンニクは「安いアメノピーナ」とも呼ばれています。

10.セロリ

血圧を下げ、種子には抗炎症作用があり、関節炎の改善や尿酸値の低下、軽い利尿作用があり、ヒポクラテスはセロリで神経を安定させていたといいます。

科学的な研究により、セロリにはカルシウムが豊富に含まれており、実際にその根、葉、茎、種を使用することができます。

文/郭姿均(臨床薬草師・英米免許専門アロマテラピスト)
(翻訳 源正悟)

『アロマティックハーブの自然治癒力』天下出版より

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