大紀元時報
神医華佗の物語(2) 

生と死を診断する

2021年9月6日 11時15分
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華佗(かだ)は手術の名手であるだけでなく、内科の分野でも奇跡を起こしていました。華佗は、患者の顔や姿を見るだけで、その人の運勢を正確に判断し、までも予見することができたのです。

顔を見て脳卒中を予測する

ある時、華佗は現在の塩城にある宿屋に入りました。そして彼は、ヤン・シンが友人と酒を飲んでいるのを見ました。 華佗はヤン・シンの顔をよく見て、「体調が悪いのか? 」と尋ねました。それを聞いた彼はショックを受け、「私は健康だ」と答えました。華佗は、「あなたの顔には、重い病気が表れています。もうお酒を飲まないでください!」と言いました。しかしヤン・シンは、華佗の忠告を無視して、酒を飲み続けました。ヤン・シンは帰宅の途中で地面に倒れ、 翌日、彼は亡くなりました。
 

患者のを正確に予測する

また、華佗は胃の病気を患っている徐毅という役人を訪ねたことがあります。徐毅は嬉しそうに「華佗、いい時に来てくれましたね。 昨日はお腹が痛くて、医者に鍼をお願いしたのですが、そのあとひどい咳が出て、落ち着きませんでした」と言いました。 華佗はツボをよく見て、「医者は正しいツボを見つけられず、胃ではなく肝臓に鍼を打ってしまっている。 ここ数日、食欲がないのではないですか? ゆっくり休んで療養してください」と言いました。 華佗は部屋を出た後に、付き添っていた家族に「の準備をしたほうがいい。徐毅はせいぜい5、6日の命だ」と小声で言いました。案の定、翌日、徐毅は重い病気にかかり、5日後に亡くなりました。 華佗がこのような診断を下すことができたのは、彼の医療技術が並外れたものであることを示しています。

腹痛で吐いた赤毛のミミズ

また、華佗は体内の寄虫を治療する独自の技術を持っていました。ある時、廣陵(現在の揚州)の知事だった陳登が腹痛で顔が真っ赤になり、食事もできない状態になっていました。 陳登は、華佗が寄虫の治療ができると聞いて、華佗を招いて治療してもらいました。 華佗は陳登の顔色を見て、脈を感じながら、「あなたの胃の中で蟲が育っていて、治療が間に合わなければ、毒のある痛みに発展するでしょう。食べてはいけないような魚を食べたことがありますか? 」と尋ね、華佗は薬袋から薬草を取り出し、それを煮込んで大きなボウル2杯分のスープを作り、陳登に飲ませました。 薬草のスープを飲んだ直後、陳登はたくさんの赤毛のミミズを吐き出し、その後、お腹の痛みもなくなりました。 ある僧侶は、華佗が天眼で人体を直接見て、胃の中の虫を見つけたのではないかと推測しました。しかし普通の人間は、その謎を解くことはできず、通常の診断方法を用いたとしか言えないのです。

(翻訳 井田)

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