農科学もうひとつの道 完全自然農法
10. 人生の本当の喜びを得る~自然界とリンクする
現代人は、かつてないほど豊かな文明を築き上げてきた。しかし、心はどうだろうか。モノがあふれ、便利になればなるほど、むしろ時間に追われる生活になり、かえってストレスをためている人が多いのではないだろうか。
これは、偶然にも自然農法の研究を始めてから自分自身に起こったことであり、いまは多くの人も同じように経験している優れた方法だと考えている。おそらく、このことは食料生産の技術とは違った意味で、多くのストレスを取り除き、人生を有意義なものに変化させることができるだろう。
日本を含め、先進国の人々は都市生活者が多い。東京生まれ、東京育ちの筆者は、社会人になるまで都市生活しか知らなかった。高層ビルのエレベーターやエスカレーター、電車やバスの交通網、完備された上下水道。図書館、映画館にスポーツ施設。子供心に興味を引く文明社会ではあったが、いま振り返って、生まれ故郷に戻って生活したいとは思っていない。なぜなら、いまの都会には決定的に「自然」が欠けているからだ。
関連記事
心臓病対策というと、コレステロールや薬を思い浮かべる人は多いでしょう。しかし近年の研究では、運動と睡眠が骨髄の炎症性細胞や動脈プラークに働きかける可能性が示されています。費用のかからない日々の習慣が、心臓を守る力になるかもしれません
誰に教わることもなく精巧な巣を編み上げる鳥たち。スズメ大の鳥が築く百年続く巨大な「命の都」を手がかりに、単なる「本能」という言葉では片付けられない生命の驚異と、万物が織りなす壮大な調和の神秘に迫る
「炭水化物は炎症を引き起こす」は思い込みかもしれません。サツマイモ、豆類、そば、キヌア。正しく選べば、炭水化物は炎症を抑える強い味方になります。栄養士が教える食べ方と簡単レシピも紹介します
ある70代の女性は反応が次第に遅くなったため、家族は認知症を疑っていたが、白内障手術を受けたところ、症状が改善した。この女性の身体には何が起こっていたのか
スージー・ワイルズ米首席補佐官は乳がんを患っていた時期を振り返った。がんと懸命に闘う一方、負担の大きい首席補佐官の職務を担い続け、トランプ政権2期目の中でチームを率いながら最終的に回復したワイルズ補佐官の気づきとは