ドイツ次期政権に向けた連立交渉でカギを握る環境政党「緑の党」と自由民主党(FDP)は、2日間かけて連立交渉に関する方針を精査する見通し。緑の党のロベルト・ハベック共同党首(左)が5日、明らかにした。ベルリンで撮影(2021年 ロイター/Michele Tantussi)

ドイツ緑の党・FDP、連立交渉巡る方針を精査へ 初期協議終え

[ベルリン 5日 ロイター] – ドイツ次期政権に向けた連立交渉でカギを握る環境政党「緑の党」と自由民主党(FDP)は、2日間かけて連立交渉に関する方針を精査する見通し。緑の党のロベルト・ハベック共同党首が5日、明らかにした。

9月のドイツ連邦議会(下院)選挙ではどの政党も過半数を確保できず、第1党になった中道左派の社会民主党(SPD)と、第2党に転落したメルケル首相所属の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)がそれぞれ、第3、4党の緑の党とFDPとの連立を模索している。

緑の党とFDPは会合を先週開いたのに続き、別々にSPDとCDU・CSUとの協議を行った。

ハベック氏はCDU・CSUとの会合後、記者団に、これまでの協議の全容を精査する必要があると述べ、これには5、6日の両日かかるとの見通しを示した。検証後にどのような段取りを描いているのかについての説明はなかった。

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