あすのシェフさん

たった2つのコツで、シェフ級麻婆豆腐

2100年もの歴史を持ち、世界中共通の健康食品として認められている「豆腐」は、高タンパク質な上に脂肪分が低く、基本的な栄養素を含み、その栄養価は魚や肉に匹敵し、牛乳にも負けません。

コレステロールを含まず、消化もしやすいため、老若男女問わず、人々に愛されています。

豆腐のタンパク質は完全タンパク質であり、一般のタンパク質に対する人体の吸収率は65%しかありませんが、豆腐の吸収率はなんと95%に達します。

また血栓や骨粗鬆症、乳がん、前立腺がんを防ぐこともでき、更年期の方々の味方とも言えます。

豆腐はお手頃価格で簡単に買うことができ、世代問わず、(アレルギーの方を除く)
すべての人々におすすめできます。

では、今回は美味く、しかも栄養満点な麻婆豆腐を皆さんにご紹介したいと思います。

たった2つのコツでシェフの味が出来ちゃいますよ! ガッツリとご飯を食べたいときに、いかがでしょうか。下の作り方の動画も見て、作ってみて下さいね

 

 

材料 

木綿豆腐400g
牛ひき肉75g
小ねぎ15g 
豆鼓5g
豆板醬10g
一味唐辛子5g
花椒粉2g
醬油10g
塩4g
鶏がらスープの素1g
しょうが10g
ニンニク10g
肉スプーン120g
植物油50g

○水溶き片栗粉15g
片栗粉7g
水8g

 

作り方

① しょうが、ニンニクをみじん切りにする。小ねぎは小口切りに切る。
② 豆腐を2cm角に切る。沸騰した1000ccのお湯に塩2gと豆腐を入れ、軽く塩ゆでする。ひと煮立ちしたら、お湯ごと豆腐をボウルに移す。
③ フライパンに植物油50gを150℃まで熱し、牛ひき肉を入れて、じっくり炒める。
④ ニンニク、生姜、豆鼓、豆板醬、一味唐辛子を順に入れる。ニンニクの香りが立つまで炒めたら、肉スープ、醤油、塩、鶏がらスープの素を加える。
⑤ 豆腐の水気をきってから加え、弱火で全体に味が行きわたるように混ぜながら炒める。
⑥ 水溶き片栗粉を加え、軽く混ぜる。
⑦ 小ねぎを加えてさっと混ぜ、お皿に盛る。花椒粉をふりかけたら完成。

 

シェフ級へのポイント

コツ① 木綿豆腐を塩2g加えたお湯でゆでること。 炒め合わせる際、豆腐がくずれにくくなります。 

コツ② 一番初めに、牛ひき肉を香りが出るまで炒めること。 牛肉の旨味をしっかりと堪能できます。
 

調味料の提供元
オーガニック クランデール 
https://courantdair.jp/

 

今日のシェフさんは…
 

プロフィール
料理人 李 凱(り がい)
1968年、中国開封出身。1986年、開封市技工学校の調理専攻課程入学。88年、同校を卒業、開封市外事観光局所属のレストラン「開封礬楼御酒楼」で中国料理の調理師として従事。91年、中国国家が認定する「1級調理師」資格を取得。中国伝統の宮廷料理に精通しているほか、糸のように細い「龍須麺」や中国宮廷の点心など面点(小麦粉を主材料とする点心や麺)づくりを得意とする。2004年、「開封礬楼御酒楼」総料理長およびマネージャーを兼任。2004年10月に来日、港区赤坂の中華料理店「赤坂天府」で調理師のちに総料理長。2009年11月には、元総理の村山富市氏をふくむ小宴席を担当。中国宮廷料理をふるまい「今まで食べた中で、最もおいしい中華料理でした」との好評を得た。2011年より、新宿の台湾料理店「霞舫酒家」料理長。2016年より「健康中華 青」神保町店で料理長。2020年より中華料理店・新宿「味の初 蓮」で料理長、現在に至る。