生きた人間から臓器を強制摘出することをやめるよう訴える法輪功学習者 (Chung I Ho/The Epoch Times)

英国元保健相、中国共産党による臓器強制摘出を非難「最も凶悪な犯罪のひとつ」

中国共産党が良心の囚人を殺害し、その臓器を販売するという蛮行に対して、欧米の政治家が非難を強めている。NGO団体が主催したオンライン形式の国際サミットに出席した英国の元保健相フィリップ・ハント卿は、臓器の強制摘出を「最も凶悪な犯罪のひとつ」であると糾弾し、英国民がその犯罪行為の共犯とならないよう立法を進めていると述べた。

国際サミットは9月17日から26日にかけて、国際的なNGO「強制臓器摘出に反対する医師の会(DAFOH)」等が主催した。

フィリップ・ハント卿は「臓器の自発的な提供は命を救う尊い行為だが、臓器の強制摘出は商業化された殺人であり、間違いなく最も凶悪な犯罪のひとつだ」と述べ、各国はこの問題を野放しにすることなく対処するよう呼びかけた。

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