米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策調整官を務めるジェフ・ザイエンツ氏は13日、政府機関や企業によるワクチン接種義務化によって、国内のワクチン接種率が20%ポイント超上昇したと明らかにした。4月撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)

米ワクチン接種率上昇、国民77%が1回目終了

[ワシントン 13日 ロイター] – 米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策調整官を務めるジェフ・ザイエンツ氏は13日、政府機関や企業によるワクチン接種義務化によって、国内のワクチン接種率が20%ポイント超上昇したと明らかにした。

現時点で接種対象の米国民の77%が少なくとも1回目接種を済ませたという。

ザイエンツ氏は「バイデン大統領が最初にワクチン義務付けを発表し、政府機関などに義務化を呼び掛けた7月終盤以降、ワクチン未接種者は9700万人から6600万人に約3分の1減少した」と述べた。

また、米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長によると、7日平均の1日当たりの新型コロナ感染者数は前週比12%、死者は5%それぞれ減少した。

しかし、ワレンスキー氏は依然として高水準の市中感染が確認されており、秋や冬に向け、マスク着用やワクチン接種を通じ「感染抑制に注力する必要がある」とくぎを刺した。

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