国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は13日、新たに配分された準備資産の特別引出権(SDR)を、富裕国が必要とする国に提供することを容認する新たな「強靭性・持続可能性トラスト(RST)」について、20カ国・地域(G20)から賛同を得たと表明した。写真は2019年10月、ワシントンで撮影(2021年 ロイター/Mike Theiler)

G20、IMFの新たな中低所得国支援トラストを支持

[ワシントン 13日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は13日、新たに配分された準備資産の特別引出権(SDR)を、富裕国が必要とする国に提供することを容認する新たな「強靭性・持続可能性トラスト(RST)」について、20カ国・地域(G20)から賛同を得たと表明した。

G20財務相は共同声明でRSTを支持。IMFと世界銀行に新トラストの下で資金供給を実行するため「緊密な協力」を求めた。

また、米財務省の発表文によると、イエレン財務長官もSDR提供に向けた取り組みと新トラストの「迅速な創設」を支持した。

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