世界中のピラミッド(5) ヨーロッパ――ボスニア・ヘルツェゴビナ

不思議なエネルギー

クロアチア共和国とイギリスの科学者たちのテストによると、ボスニアの太陽のピラミッドの頂点から、超音波、あるいは何かのエネルギーが放たれており、その範囲はおよそ半径4、5メートルに及びます。

28キロヘルツと測定されており、これは超音波の周波数です。そのため、太陽のピラミッド内にエネルギーを発する機械があり、建築当時から今日まで運転し続いていることが示されています。 

クロアチア共和国の首都、ザグレブから来た科学者の測定によると、ピラミッドの中心から離れれば離れるほどエネルギーが強くなることがわかりました。これは通常の中心に近づけば近づくほど強くなるという理論に反しています。

イタリアのトリエステ大学とミラノ工科大学は共同で、超音波を聞こえる音にするように転換する機械を用いて、実験を行いました。その結果、太陽のピラミッドの頂点から、笛の音が聞こえました。つまり、古代の人々は、異なる周波数を用いて、様々なことをしていた可能性があるということです。 

何千年も前の機械がいまだに作動しているということは、おそらく、大自然から無料のエネルギーを得て、それをワイヤレスで周囲の使用者に伝播していたでしょう。簡単に言えば、ボスニアのピラミッドには、無料のエネルギーがあるのです。

太陽のピラミッドには先進の技術が使用されており、中に入ると、喘息がある人でも、呼吸が正常になります。ほかに持病のある人は、そこにいるだけで気持ちが落ち着き、元気になります。

機械の検査により熱輻射がピラミッドの地下通路に入ると、すべて0となりました。つまり、我々の身体は熱輻射に対抗する必要がないということなので、もちろん、その場所が最高の心地の良い場所となります。

誰がボスニアのピラミッドを建築したのか

太陽のピラミッドがあるヴィソチツァ山には中世期の城の遺跡があります。紀元前10世紀に、イリュリア人は中央ヨーロッパからバルカン半島まで遷徙し、そこで生活していたため、イリュリア王国とも呼ばれます。ローマ帝国の侵入により、イリュリア王国の文化が徐々に消え、今では、神話や伝説などでしか、イリュリア王国の名前を聞かないでしょう。
 

そのため、考古学者は、ヴィソチツァ山のこのピラミッドは、2.7万年前のイリュリア人によって建てられたのではないかと考えています。そして、この古代のイリュリア文明は1.2万年前に起きた大災難によって滅ぼされました。

(つづく)
――正見ネットより転載
 

(作者 意文/翻訳編集 天野秀)