ブラジルのエスピリトサント州で妊娠した雌の野良犬が、子犬を出産するために自ら動物病院に行きました。また雄の野良犬が病院の外で待っており、まるで父親としての責任を果たそうとしているかのようでした。  (Sayfutdinov / PIXTA)

野良犬が自ら動物病院に行き、出産を手助けしてもらう

先日、ブラジル南東部のエスピリトサント州で、珍しく興味深い出来事がありました。 妊娠中の雌の野良犬が、子犬を産むために自分から動物病院に行ったのです。 彼女は自分が出産を控えていることを知っていたようで、獣医師に助けを求めに行きました。 さらに興味深いのは、雄の野良犬が病院の外で待っており、父親としての責任を果たそうとしていました。 

TV Gazetaによると、9月9日、カリアシカの動物病院に雌の野良犬がやってきました。 オリベイラさんという獣医師が出てくるまで、彼女はドアの前で待っていました。 

オリベイラさんは「私はドアの前に行き、彼女が妊娠している雌犬だということに気づきました。 彼女は横たわったまま、まるで診察を待っているかのように病院の方向を見ていました」と語りました。 

その雌犬は野良犬で、もちろん治療費も払えないのですが、オリベイラさんは迷うことなく彼女を診察室に連れて行きました。 

それ以来、「アミガ」(ポルトガル語で“友人”の意)と名付けられたこの雌犬は、動物病院に滞在しています。 9月13日に、子犬を出産しましたが、そのうちの1匹は胎児の位置が間違っていたために亡くなりましたが、残りの子犬たちは健康です。 

アミガの出産に立ち会った獣医のロシミア・ペレイラ・ドス・サントスさんは、「アミガはいい犬でした。彼女は健康で、お乳がたくさん出ます」と語っています。 

翌日、病院の外で待っている別の雄犬を発見しました。 彼は、おそらく子犬たちの父親なのでしょう。彼は、子犬たちの誕生の吉報を待っているかのようでした。 

オリベイラさんは、この雄犬を「子犬たちのパパ」と呼んでいました。彼は、子犬たちのパパが安全であるかどうかについて心配していると言っていました。 

この野良犬の家族の物語がソーシャルメディアで話題になったため、今ではアミガとその子犬たちの飼い主になりたい人たちがたくさんいるそうです。 

獣医師は、子犬たちに駆虫のためのワクチンを接種し、 もう少し大きくなったら、里親の家に連れて帰ることができるそうです。 

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(翻訳者・里見雨禾)