かかとを踏むと、一般的な健康に有益なオステオカルシンの生成を促進します(shutterstock)

かかとを踏むと血糖値が下がる!? 1日に2分だけの「若返る秘訣」

一般的に知られている骨の健康法としては、日光浴、定期的な運動、カルシウムやビタミンDのサプリメントなどがありますが、骨の中のホルモンであるオステオカルシンが、骨の強化にも重要であり、血糖値などの健康全般にも重要な影響を与えていることはあまり知られていません。

オステオカルシンは体の「若返り」につながる

オステオカルシンは、骨の骨芽細胞から分泌される骨格ホルモンで、コラーゲンタンパクではなく、構造タンパクです。体内で新しい骨が作られるときには、骨芽細胞が血液中のカルシウムと一緒に新しい骨を形成するためのコラーゲンを分泌し、ビタミンKはオステオカルシンを活性化するのに必要で、これらの働きが相まって、コラーゲンが骨の中のカルシウムを保持し、骨密度を高めることができます。

ある専門家は人体の老化は通常、骨から始まるとみていて、健康な骨を維持することが、活力、若さ、美しさを維持する鍵であるとしています。

オステオカルシンは、脳の活性化や記憶力の向上、肝機能や腎機能の強化、血糖値の低下、動脈硬化の予防、筋力や気力の向上など、全身に重要な働きをしていると強調しています。また、肝機能や腎機能の強化、血糖値の低下、動脈硬化の予防、筋力や気力の向上などの効果があります。

 

オステオカルシン血糖値への影響は?

インスリン血糖値の調整に関与していることはよく知られていますが、骨の成長を促進する機能もあるため、糖尿病患者が骨粗鬆症になることが多いのです。

最近の研究では、オステオカルシンには、インスリン分泌を促進する作用、末梢組織でのインスリン吸収を促進する作用、中年期の肥満を防ぐために脂肪蓄積を防止する作用、筋力を向上させるために筋肉量を増加させる作用など、多くの作用があることがわかってきました。今回の発見は、糖尿病の治療に重要な意味を持ち、将来的には、オステオカルシンを用いて、インスリン代謝の改善、血糖値の低下、肥満の解消などが期待されています。

 

オステオカルシンの分泌を促進するには?

一、骨を作る食事

専門家は、納豆、ほうれん草、グリーンカリフラワーなど、ビタミンKを豊富に含む食事を勧めています。

二、骨を作る運動

◎100秒のかかと踏みエクササイズ

研究によると、かかとに衝撃が加わると、全身の骨を作っている細胞がその衝撃に共鳴し、体は骨を刺激してオステオカルシンを分泌し、骨の代謝を高めて新しい骨を作り、骨密度と強度を向上させるという結果が出ています。

専門家が推奨する100秒かかと踏みエクササイズでは、かかとに体重の3倍の重さがかかるため、例えば体重50kgの人がかかと踏みをすると150kgの重さがかかとにかかることになります。このエクササイズには2つの方法があります。

1.体力のある人は、足を肩幅に広げて立ち、つま先立ちをした後、一息でかかとに体重を乗せ、地面に戻します。これを1日50回、空いた時間に行います。

2.体力のない方は、椅子に座って足を固定し、かかとを交互につけて100回踏んでください。

1日2分以内でできるとても簡単な運動です。

◎その他のエクササイズ

その場でジャンプしたり、開脚跳びや縄跳びもかかとを刺激しますが、3つとも中強度のエクササイズなので、自分の能力に合わせて行ってください。

◎大きな刺激よりも小さな衝撃が良い

体重をかけた運動は骨の成長と再生を促し、そのような刺激が不足すると骨の健康に影響を与えます。例えば、宇宙飛行士が重力のない状態で長時間放置されると、骨代謝が正常に行われなくなり、骨石灰化、血中カルシウムの増加、尿中カルシウム排泄量の増加、骨基質の減少などが起こり、骨粗鬆症の素因となります。

しかし、骨の健康のためには、瞬間的な「大きな刺激」よりも、定期的な「小さな刺激」の方が効果的であり、体に害を及ぼすこともありません。例えば、全身の骨をマッサージしたり叩いたりするよりも、頻繁にかかとに軽い衝撃を与える方が良いのです。かかとに小さな衝撃が加わると、骨細胞は「骨を強くして身体の主を守ろう」という自己防衛信号を出し、破骨細胞を刺激してオステオカルシンを分泌させます。

(翻訳・志水慧美)