2019年にオーストラリア国防カレッジで開催された講義に参加する軍人等(オーストラリア国防カレッジ)

オーストラリアの防衛教育の進化を推進するAUKUSと原子力潜水艦協定

 軍関係者やアナリストによると、オーストラリアの防衛教育は、変化し続ける環境がもたらす課題に立ち向かわなければならない。

これは最近のオーストラリア、英国、米国の間の三国間安全保障協定を含む、オーストラリア軍に原子力潜水艦を導入するAUKUSとして知られている。国の防衛要員が幅広い技術を扱えるようにするための課程は、外国軍隊の人員に対する継続的な防衛教育と併せて実施される。

 オーストラリア・コマンド・アンド・スタッフ・カレッジ(Australian Command and Staff College)の前地域安全保障研究担当ディレクターであるカーライル・セイヤー(Carlyle Thayer)教授はFORUMに、「ADF(オーストラリア国防軍)にとって最も重要な新しい訓練優先事項は、原子力潜水艦の運用と維持、および原子力潜水艦による運用を支援するすべての技術の習熟度を高めることである」と語っている。 

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