ウルのジッグラト復元図。三層構造で基壇上に月神ナンナルの至聖所があった。基幹構造は日乾煉瓦、外壁は瀝青で仕上げられていたという(パブリックドメイン)

世界中のピラミッド(9):メソポタミア

「ウルク」はメソポタミア西南部で生活しているシナル人の古城の一つで、現在のイラク境内に位置しています。当時では、最大の都市として、5~8万人ほどの人口が6平方キロメートルの範囲内で生活していました。

およそ紀元前3400~3100年、シュメール人がここで文化を築き上げ、これをウルク文化と呼んでいます。当時の人々は銅器や陶器を製造し、巨大な建造物を立ち上げ、絵や文字も使われており、後の楔形文字がここから由来していると言われています。

人々は神殿を城の中心都市、各城に必ずと言っていいほどジッグラトが立てられていました。当時の人々は山が天と地を支えていると認識し、また、山の中には生命の泉が流れ、神々と人間の間をつなぐ架け橋と考えていたので、祭祀の場所として、古代エジプトのピラミッドに似た巨大なジッグラトを建てたのです。

▶ 続きを読む
関連記事
自分を許せない背景には、過去へのとらわれや強すぎる責任感が関係することがあります。責任を受け止めながら心を軽くする視点を紹介します。
突然の動悸や脈の乱れは、一時的なものだけでなく危険な不整脈の可能性もあります。受診の目安や発作時の対処法を医師が解説します。
春に悪化しやすい喘息、その原因は「炎症」にあった?最新研究が示す治療の変化と、発作を防ぐための生活の工夫をわかりやすく解説します。
鳥を見たり鳴き声に耳を澄ませたりすることは、不安や孤独感を和らげ、心を今に戻す助けになる可能性があります。気軽に始められる自然の癒やしです。
薬だけに頼らず、運動と生活習慣で進行にブレーキをかける——パーキンソン病と向き合う新しいアプローチをわかりやすく解説します。