G7およびASEAN が自由で開かれたインド太平洋の「共通の関心事項」を宣言
ラジオ・フリー・アジア 2021年12月に開催された先進7カ国首脳会議(G7)の外相会議で初めて実施された東南アジア諸国連合(ASEAN)との外相会議の後、G7は南シナ海の緊張状態に懸念を表明し、「自由で開かれたインド太平洋地域の維持に対する共通の関心事項」を宣言した。
G7の現在の議長国である英国が主催した同国リヴァプールでの会議にカナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国および米国で構成されるG7加盟国の外相が出席した。
南シナ海の状況について話し合ったG7とASEAN加盟10か国のテレビ会議の終了後、英国は「海域の埋め立て、活動、海洋環境への棄損などを含む深刻な事態に対して懸念が表明され、地域の信頼性と安心感を喪失し、緊張が高まり、平和、安全、安定が損なわれる可能性がある」と声明を発表した。声明には特定の国名は記載されなかった。
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