2021年を振り返る…対中非難決議、インド太平洋戦略、日本時事まとめ
大紀元日本は2021年、時事記事を3000本あまり掲載しました。日本時事編集部の視点で記事をピックアップしました。
ウイグル人の強制収容キャンプ、香港の国安法成立、台湾に対する軍事圧力の増加など、日本世論では中国人権侵害に対してこれまでになく目が向けられた年だった。6月までの国会では対中非難決議の採決の機運が高まったものの、政党間の調整は付かず12月の臨時国会でも同決議案は見送られることとなった。
9月の自民党総裁選挙では4候補ともに中国人権問題に取り組む積極的な姿勢が覗かれた。自民党の政権公約で明言された人権補佐官設置が岸田政権で実現。政府も国連条約に基づき、人権とビジネスの観点から企業に対して人権デューデリジェンスの取り組みを呼びかけている。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。