米ホワイトハウスのサキ報道官はカザフスタンにロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」の部隊が派遣されたという報告を注視していると述べた。写真は、同報道官。2022年1月5日にホワイトハウスで撮影。(2022年 ロイター/Kevin Lamarque )

米大統領報道官、ロシア主導部隊のカザフ派遣経緯に疑問

[ワシントン 6日 ロイター] – 米ホワイトハウスのサキ報道官は6日の会見で、抗議デモで混乱する中央アジアのカザフスタンにロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」の部隊が派遣されたという報告を注視していると述べた上で、CSTOが部隊派遣を決めた経緯には疑問があるとの考えを示した。

カザフの主要都市アルマトイで6日、燃料価格高に端を発する抗議デモの参加者が再び治安部隊と激しく衝突した。CSTOはデモ鎮圧への支援要請に応じ部隊派遣を決め、ロシアは空挺(くうてい)部隊を送り込んだ。

サキ氏は「(カザフによる)要請の性質や、正当な招請だったかどうかに疑問がある。現時点では不明だ」と述べた。

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