まるでハウルの動く城 米国でモバイルキャビンが注目を集める

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アメリカでは、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」のように、好きな場所に移動できる「モバイルホーム」での生活を選ぶ人が増えています。ドアを開けるたびに、あるときは渓谷や森、あるときは湖や街など、異なる風景を目にすることができ、さまざまな体験をすることができるのです。この自由に移動できる家は、「有意義な人生」を送りたいというさまざまな民族の人々を惹きつけています。

(夢のモバイルホームの画像はこちらから)

アウトドアの多様化が進む中、「モバイルキャビン」は森のキャンプを楽しむ人たちに新しい体験を提供します。モバイルキャビンホテルをオンラインで予約するだけで、オペレーターが予定日前に目的地まで牽引してくれます。

米国在住のアレクシス・スティーブンスさんとクリスチャン・パーソンズさんは、2014年に遊牧民の生活を体験するために「モバイルキャビン」を作りました。彼らはFacebookで「車輪付きの手作りキャビンで北米を旅している私たちを見つけられるでしょう」と熱っぽく語っています。

「私はこの小さな家が大好きです。忙しい毎日の中で、地に足がついた生活を送ることができます」

彼らは小さな家を携えて5万4千マイル(約8万7千キロ)を旅し、多くの「モバイルホーム」の住人と出会い、さまざまなユニークなキャビンを訪問する機会を得ました。

小屋の面積は一般的に100~400平方フィート(約2.8~11坪)で、デザインは機能性によって多様化し、改造の敷居も高くありません。リゾートキャンピングカー、ゲル、改装されたスクールバス、汽車車輌やコンテナハウスなど、すべて「移動小屋」に改装できます。

シンプルで効率的なキャビンレイアウト

「家を買うために人生を費やしたくない、大きな家は必要ない」と語るミニマリストのジェナ・スペサードさんは、2013年にトレーラーを購入して小屋を建てました。大きな家は必要ないというジェナさんは、「車輪付きの小さな家が私にぴったり」と話しました。

旅行好きのジェナさんは、小さな家の材料を3万米ドル(約347万円)で購入しました。これは高価な車と同じ値段で、一般的な家の値段よりはるかに安いです。

ダイニングルーム、バスルーム、ロフトベッドルーム、多目的ソファエリア、ゲスト用ベッド、ダイニングエリア、複数の調理器具、シンク、冷蔵庫を備えた小さなキッチンなど、「ダウンサイジングリビング」のための設備が完備されています。空間を生かしたデザインで、暮らしやすく、ちょうどいい使い勝手を実現しています。

山小屋での暮らしは環境にやさしい

家電製品のメーカーによっては、プラグフリーのコーヒーメーカー、オーブントースター、ソーラーオーブン、キャビン用のエネルギー効率の高い家電製品を提供していますが、通常の家電製品よりも価格が高くなります。

より良い防水・断熱材を使いたい、窓や天窓、太陽光発電、雨どい、薪ストーブなどを追加したい、という住宅所有者もいます。必ずしも小屋を建てた方が安いというわけではありませんが、環境にやさしいことは確かです。

「モバイルホーム」が移動式小屋のコミュニティに常設されている場合は、トイレに通常の水洗トイレを設置することができますが、モーター駆動の「モバイルホーム」の場合は、コンポストトイレが必要になります。

小屋での生活 生活の輪を豊かにするために

また運動が好きな人はジムやヨガ、ダンススタジオに通ったり、自宅のオフィスを出て公共の図書館やカフェに行ったり、成人教育のクラスやグループハイキングに参加したりと、小屋に住むことで周囲との密接なつながりが生まれるとパーソンズさんは信じています。家族の延長線上に地域があると考えることは健全であり、社会的な輪を広げることができます。

モバイルホームは気の弱い人には向かない

ただし、自分の土地を所有していたり、無料で駐車できる個人の裏庭や農場を見つけたりしない限り、モバイルホームパークやコミュニティの駐車場は有料になることに注意が必要です。

(翻訳・金水静)