バイデン米大統領がロシアによるウクライナ侵攻を巡り「小規模な侵攻」であれば、代償も小規模にとどまる可能性を示唆したことを受け、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は20日、バイデン氏の発言はロシアのウクライナ侵攻を認めるものではないと述べた。2018年7月撮影(2022年 ロイター/Reinhard Krause)

米大統領発言、ロシア侵攻認めるものではない=NATO事務総長

[20日 ロイター] – バイデン米大統領がロシアによるウクライナ侵攻を巡り「小規模な侵攻」であれば、代償も小規模にとどまる可能性を示唆したことを受け、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は20日、バイデン氏の発言はロシアのウクライナ侵攻を認めるものではないと述べた。

CNNのインタビューで、バイデン氏の発言はロシアの侵攻を認めたことになるのかと問われ、「そんなことは全くない」と強調した。

また、NATO加盟国がウクライナへの支援を強化しているほか、ロシアに関連する制裁やNATO駐留軍の増強を検討していると指摘。政治的解決策を見出すために一連の会合にロシアを招待しているとした。

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