ロシア、ウクライナ、フランス、ドイツの4カ国は10日、8年間続くウクライナ東部の紛争終結に向けてベルリンで高官級協議を開いた。写真はロシアとウクライナの国旗。1月27日撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

ロシアとウクライナ、紛争終結「打開に至らず」 4カ国高官が協議

[モスクワ/キエフ 11日 ロイター] – ロシア、ウクライナ、フランス、ドイツの4カ国は10日、8年間続くウクライナ東部の紛争終結に向けてベルリンで高官級協議を開いた。ロシアとウクライナの溝は埋まらず、両国は協議で打開策を見いだせなかったと表明した。

ロシア政府代表として協議に参加したドミトリー・コザク氏は協議後、ウクライナ政府軍と親ロシア派の紛争終結を目的とした2015年の合意について、解釈の相違を解決できなかったと説明した。

ウクライナ政府代表のアンドリー・エルマク氏は突破口は見つからなかったとした上で、双方が協議を継続することで合意したと明らかにした。

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