中央アメリカの国ベリーズにあるカラコル遺跡(takawildcats / PIXTA)

世界中のピラミッド(58)ベリーズ カラコルのカーナピラミッド

ベリーズの歴史において、マヤ文明は非常に重要な意味を持っています。マヤ文明は紀元前1500年頃から始まり、900年頃に没落しましたが、マヤ文明による影響はスペイン人が中央アメリカに侵入した15世紀まで続きました。

ベリーズには2つほど重要なマヤ遺跡があります。1つは南部のマヤ山地にある都市国家カラコル、そして、もう1つは、グアテマラ国境付近にあるシュナントゥニッチ(Xunantunich)遺跡です。

ベリーズにある遺跡はほとんどが早期古典時代のもので、紀元前1000年頃からマヤ人の生活の跡が見られます。カラコルはベリーズ最大のマヤ遺跡であり、マヤ語では「カタツムリ」の意味を持っています。

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古代都市テオティワカンは、空中から見下ろすと、9つの惑星の並びと一致しており、位置の比例は驚くほど正確です。そのため、テオティワカンの設計者は惑星と太陽との距離や軌道上での運行状況を熟知していたことが分かります。
マヤ文明は紀元7世紀から8世紀に最盛期を迎えたが、9世紀には突如、姿を消した。古代都市コパンは800年頃に廃棄され、マヤ最大の都市と言われているティカルでさえも、869年に廃棄された。
マヤ文明の多くの謎が未だ解明されていません。例えば、マヤ文明は石器時代に属していますが、銅器もなければ鉄器も発見されておらず、獣の骨と木鋤の活用のみでした。しかし、高度な文明を持っていたのです。
ある学者は、マヤ人にはモンゴル人の血統と黄色人種の血統があるといいます。大昔、モンゴル人は寒冷な気候によって大移動し、シベリアからベーリング海峡を経て北アメリカへと向かい、その後、南アメリカに移りました。
ピラミッドはマヤの人々の偉大な傑作です。エジプトのピラミッドに負けず、マヤのピラミッドにも多くの謎と数値の偶然の一致が存在しています。古代都市テオティワカンは神秘に包まれ、太陽のピラミッドの位置も精密に計算されています。