2月24日、ロシアのウクライナ侵攻を受けてモスクワ、サンクトペテルブルク、エカテリンブルクといったロシアの主要都市では、「戦争反対」などのスローガンを掲げた何百人もが終結して抗議活動を展開した。ロシアのサンクトペテルブルクで撮影(2022年 ロイター/Anton Vaganov)

ロシア各地で反戦デモ、警察は1600人余りを拘束

モスクワ 24日 ロイター] – ロシアのウクライナ侵攻を受けてモスクワ、サンクトペテルブルクエカテリンブルクといったロシアの主要都市では、「戦争反対」などのスローガンを掲げた何百人もが終結して抗議活動を展開した。人権団体のOVDインフォによると、警察は24日1939GMTまでに53都市で合計1667人の身柄を拘束した。

モスクワの警察は600人を拘束したと発表。モスクワ当局は新型コロナウイルスの感染拡大を理由に、いかなる形式のデモも禁止している。

プーチン大統領がウクライナへの侵攻を開始して以降、ロシアの有名な歌手、ジャーナリスト、コメディアン、サッカー選手などが相次いでオンラインで戦争に反対すると表明しており、同国としては異例の事態となっている。

ロシア当局は24日、抗議を呼び掛けたり、抗議活動に参加したりした場合は、犯罪行為として収監すると表明しており、抗議者らはこうした「脅し」に抵抗する姿勢を示した。

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