3月10日、米ツイッターは、ベラルーシの国営メディアや幹部スタッフからの投稿に注意喚起のラベルを付け、拡散を制限すると発表した。写真はツイッターのロゴ。カリフォルニア州サンフランシスコで昨年1月撮影(2022年 ロイター/Stephen Lam)

ツイッター、ベラルーシ国営メディアの情報拡散制限へ

[オークランド(米カリフォルニア州) 10日 ロイター] – 米ツイッターは10日、ベラルーシの国営メディアや幹部スタッフからの投稿に注意喚起のラベルを付け、拡散を制限すると発表した。

ロシアのウクライナ侵攻を巡り、ロシアの同盟国であるベラルーシによる偽情報の拡散を制限することが狙い。

ツイッターなどのソーシャルメディアは近年、国営メディアのアカウントに政府系であることを示すラベルを付けるようになっている。ラベルを付けられたアカウント・投稿は検索結果に表示されにくくなる。

ツイッターは、国営ベルタ通信などベラルーシの約15のメディアにラベルを付ける。ベルタ通信のフォロワーは約3万7000人。

同社は「こうしたメディアとロシアの関係会社が、情報戦争に関与している証拠がある。支配下にあるメディアなどの資産を利用して、都合の良い情報を拡散し、人々を混乱させ、関心を現実からそらしている証拠がある」と述べた。

ベルタ通信のコメントは取れていない。

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