ホワイトハウスによると、バイデン米大統領は12日、ウクライナからの要請を踏まえ、同国への武器支援強化で最大2億ドルの予算支出を承認した。写真は米軍からの支援で送られてきた対戦車ミサイル「ジャベリン」を取り出すウクライナ軍兵士。ウクライナ・キエフで2月撮影。(2022年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

米、ウクライナへの2億ドルの追加武器支援承認

[ワシントン 13日 ロイター] – ホワイトハウスによると、バイデン米大統領は12日、ウクライナからの要請を踏まえ、同国への武器支援強化で最大2億ドルの予算支出を承認した。

これにより2021年1月以降、米国の対ウクライナ支援は総額で12億ドルとなる。

ブリンケン米国務長官は「米国と同盟国およびパートナーは、ロシアの侵攻に対しウクライナの人々および政府と連帯している。国際社会は団結してプーチン大統領に責任を取らせる」と表明した。

ある米高官は、前線のウクライナ兵士を支援するため米軍が保有する対戦車・地対空システムや小型武器が供与されるとの見方を示した。

ウクライナは対戦車ミサイル「ジャベリン」や地対空ミサイル「スティンガー」などの追加支援を要請していた。

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