ロシアに停戦促さなければ経済的影響も イエレン米財務長官、中国に警告
イエレン米財務長官は13日、中国がロシアによる戦争の終結に努めなければ、国際社会は中国との商業的関係から遠ざかる可能性があると警告した。
米シンクタンクの大西洋評議会で講演したイエレン氏は、「中国がロシアとの特別な関係を利用し、戦争終結に向けて手助けするよう望んでいる」と述べた。その上でロシアの戦争終結を求める世界各国の呼びかけに応じなければ、中国は経済的な影響を受ける可能性があると示唆した。
ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか「主権と領土保全の原則を尊重しないのであれば、将来、国際社会が中国の訴えを尊重することはないだろう」とも付け加えた。また、ロシアとの貿易を続けることで危機的な状況から利益を得ようとする中国の取り組みを「近視眼的」と評した。
関連記事
イーロン・マスク氏が闇市場のスターリンク端末を停止。ロシア軍が衛星通信を失い、クピャンスクなど前線で攻撃中断。紙の地図や伝令に頼る事態に。ウクライナ国防省顧問がTelegramで明かす
スイス・ダボスでトランプ米大統領とゼレンスキー氏が会談。トランプ氏は「戦争は終わらせねばならない」「合意は近い」と強調し楽観。ゼレンスキー氏も成果を評価
プーチン大統領、クレムリンで米特使ウィトコフ氏とトランプ氏娘婿クシュナー氏らと会談。ウクライナ戦争終結へ領土問題・NATO加盟協議。トランプ氏の和平推進が鍵
ロシアはウクライナによるプーチン大統領別邸への攻撃を主張し、和平交渉の立場を再検討すると表明。対するゼレンスキー氏は捏造だと反論した。トランプ次期米大統領が仲裁に動く中、領土や安全保障を巡る火種が燻っている
トランプ氏とゼレンスキー氏がマー・ア・ラゴで会談し、20項目の和平案を協議した。安全保障やドンバス地域の帰属など難題は残るが、トランプ氏は交渉が最終段階にあると強調。終結への期待が高まっている