【時事ノイズカット】世界一富豪の大局将棋 マスク氏のツイッター買収①

1)国際世論に圧倒的なツイッターの影響力

2)ツイッターの左傾化 利用された経済的梃子

3)筆頭株主に変身したマスク氏

世界一の富豪・イーロン・マスク氏が世界で最も影響力を持つソーシャルメディア・ツイッター社を買収した事件が世界を騒がせています。

4月中頃、ツイッターの取締役会はマスク氏による買収を敵対的買収であるとして拒否しましたが、数日を経て25日、株主からの圧力などから、総額約5.6兆円でスピード合意に至りました。

テクノロジー業界で史上最大級の買収となった今回の一件は、今後 世界の数十億の人々のソーシャルメディア利用に大きな影響を与える可能性があります。

事件はここで一件落着したようにも見えます。

しかし、「ツイッターを完全に自由な言論が機能するプラットフォームにする」というマスク氏の提案が実現するまでには、まだまだ厳しい道のりが続くでしょう。

この事件は表向きにはビジネス界での争いですが、実質的には世の中の人々を引っ張り合うアメリカの左派と右派の対決であることがわかります。

今回は、このあたりを深く掘り下げてみたいと思います。

この件を通して、皆さんは、国際的な上場企業の本質の一端を垣間見る事ができ、取締役会の舞台裏でどんな操作があったのかも伺えるでしょう。

さらに、マスク氏ほどの大物はいかに成功を収めたのか、その最も重要なスタイルや考え方についても少なからず理解できるようになると思います。

今回は話が長くなるため、2回の動画に分けてお届けいたします。

どうぞ最後までお付き合いください。

 

関連記事
中国共産党が国連の高官に賄賂を渡し、世界保健機関(WHO)に圧力をかけていたことが明らかになりました。 国連人 […]
1948年に設立された世界保健機関(WHO)は、人々の健康の促進に取り組んでいるとしていますが、新型コロナウイ […]
米ニューヨーク発世界最高峰の中国古典舞踊、神韻芸術団が現在、世界規模で巡回ツアーを行っており、世界各地の名だた […]
近年中共が強硬的な海洋進出を活発化させる中、米国は第一列島線における潜在的な衝突に備えています。 本日の構成は […]
中国企業による電気自動車(EV)などの格安販売が、世界のサプライチェーンの安定に脅威をもたらしています。 先月 […]